カラオケを導入する際は「賃貸(レンタル・リース)」か「購入」か2種類の導入方法があります。
![賃貸(レンタル・リース)](./img/box11.png)
- 機器の所有権は貸出業者
- 初期費用が抑えられます
- 正常の使用方法で機器に故障が発生した場合、無償で保守サービスが受けられます
![購入(一括もしくは割賦)](./img/box12.png)
- 機器の所有権は購入者
- 長期利用の場合、賃貸と比べて支払総額が安くなります
- 月々のランニングコストとして情報サービス料の支払いが必要です
上記どちらの導入パターンでも、導入にあたって設置工事料と保証金が発生します。但し、保証金に関してはカラオケ機器の設置が完了後1ヶ月以内に返還されます(返還には保証金額を記した預り証が必要です)。
![業態別の導入パターン比率](./img/tittle11.png)
最新の市場調査(カラオケ白書2021)によると、カラオケボックスの導入方式は「賃貸」が51.1%、「購入」が46.9%、旅館やホテルでは「賃貸」が52.8%、「購入」が40.3%と「賃貸」と「購入」だいたい同じくらいの比率で導入されています。
一方、酒場(バー・スナック)では「賃貸」が94.4%、「購入」が4.4%と「賃貸」が圧倒的に多く、選ばれています。
![カラオケボックスの場合](./img/graph_karaoke_box.png)
![旅館・ホテルの場合](./img/graph_hotel.png)
![酒場(バー・スナック)の場合](./img/graph_snac.png)
![月間賃貸料](./img/tittle12.png)
![1台あたりの月間賃貸料(周辺機器及び情報サービス料含む)の割合 ※酒場(バー・スナック)に1台導入した場合](./img/tittle13.png)
1店舗1台利用がほとんどの酒場において、1台賃貸する場合の月間賃貸料を見てみましょう。下表が最新調査(カラオケ白書2021)のまとめです。
ご覧の通り3万円未満から11万円以上まで大きな幅があります。理由は本体(コマンダ)機種の違いやモニター・スピーカーなどの本体以外の周辺機器充実度があげられます。
店舗としてカラオケがどれだけ重要かをまず考えて理想の音響と予算を考慮して決めましょう。
![1台あたりの月間賃貸料(周辺機器及び情報サービス料含む)の割合 ※酒場(バー・スナック)に1台導入した場合のグラフ](./img/graph_price.png)
「カラオケ白書2021」より