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届出と許可の違いをバー・スナック開業者向けに解説。手続きの種類や必要書類、よくあるミスや注意点を整理し、開業前に知っておくべき行政手続きの基礎をわかりやすく紹介します。
バーやスナックの開業における「届出」と「許可」の違いは以下の通りです。
  • ・届出:一定の要件を満たした書類が受理された後、規定の日数を経過すれば営業ができる
  • ・許可:申請書類の提出後に店舗での検査があり、審査の結果、許可が下りれば営業ができる
営業形態によって必要な手続きが異なるため、この違いを正確に理解しておく必要があります。

■詳細解説

バーやスナックの開業では、「許可」と「届出」という2つの手続きが登場しますが、この違いを正しく理解していないと、開業スケジュールや営業可否に大きく影響します。見た目はどちらも書類を提出する手続きですが、実際には進め方や必要な期間が大きく異なります。特に許可が必要な場合は、申請後すぐに営業できるわけではなく、審査や検査を経て初めて営業が可能になります。一方で届出は、受理後に一定期間が経過すれば営業が可能となるため、この差を把握していないと開業日の設定を誤る原因になります。

■許可とは

許可とは、本来禁止されている営業について、行政機関の審査を経て認められた場合に限り営業が可能になる手続きです。代表例としては風俗営業許可があります。申請書類の提出後、図面や店舗構造、営業内容などが審査され、さらに実地での検査も行われます。これらをすべてクリアして初めて営業が可能となるため、準備段階から要件を満たしておくことが不可欠です。不備があると補正や再提出が発生し、想定よりも大きく時間がかかる点にも注意が必要です。

■届出とは

届出は、必要書類を提出し受理された後、規定の日数を経過することで営業が可能になる手続きです。代表例としては深夜酒類提供飲食店営業の届出があります。許可と異なり、原則として事前の審査や検査はありませんが、法律で定められた要件を満たしていることが前提です。形式上はシンプルに見えますが、書類の不備や内容のズレがあると受理されず、結果として営業開始が遅れるケースもあります。届出だから簡単と考えるのではなく、正確な書類作成が重要になります。

■主な違い

  • ・風営法第1号許可:許可 審査・検査あり 申請後、土日祝日を除き約55日
  • ・深夜酒類提供飲食店営業開始届:届出 審査・検査なし 受理後10日で深夜営業可能
このように、同じバーやスナックでも選択する手続きによって営業開始までの流れと期間が大きく異なります。

■他にも注意が必要なポイント

  • ・届出で営業できると思っていたが、実際は許可が必要だった
  • ・許可申請中に営業してしまう
  • ・スケジュールを考慮せず開業日を設定してしまう
バーやスナックでは、営業内容の認識違いによって手続きの選択を誤るケースが少なくありません。また、物件契約や内装工事の進行に合わせて開業日を決めてしまい、許可の審査期間を考慮していないことで空家賃が発生することもあります。手続きと現場の進行を切り離さずに考えることが重要です。

■ポイント

重要なのは、手続きの名称ではなく「自分の営業にどの制度が適用されるか」を基準に判断することです。バーやスナックという業態名だけで判断するとズレが生じやすく、接客内容や営業時間など実態ベースで整理する必要があります。また、許可と届出では必要な期間が大きく異なるため、申請のタイミングを逆算して動く視点も欠かせません。

■まとめ

届出と許可はどちらも開業に必要な手続きですが、その性質と進め方は大きく異なります。バーやスナックの開業では、営業形態に応じて適切な手続きを選択し、それに合わせたスケジュールを組むことが重要です。事前に全体像を整理して進めることで、無駄なコストや開業遅延を防ぐことにつながります。
補足
カラナビ.net掲載の業者では、開業や運営に関する具体的な相談が可能です。検討段階の内容でも問題なく、状況に応じた進め方や注意点について案内を受けることができます。
また、提携している業者には、行政書士による無料サポート対応が可能な場合もあります。
まずは掲載業者へ相談することで、不明点を整理しながらスムーズに開業・運営を進めることができます。
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