カラオケ導入をご検討のみなさまへ

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カラオケ導入をご検討のみなさまへ

格安をうたうカラオケのWEB広告にご注意ください。

カラオケDAM
カラオケJOYSOUND
株式会社エクシングは、日本オーディオ協会のライセンスを受け“Hi-Res Audio”ロゴを使用しています。ミュージックは、CDスペックの素材波形を音響処理によりハイレゾ相当に変換したものとなります。
現在インターネット上では「最新の業務用カラオケシステムが月々○万円~」などと言った「格安」、「激安」を強調する表現で営業を行なう粗悪業者による被害が後を絶ちません。
契約して被害にあった方からは、「取り付けっぱなしで、開業時に設置して以来、メンテナンスなどのフォローが全く無い」や「故障ばかり発生する不良品を設置する」、「提示価格に周辺の付帯機器や情報サービス料が含まれておらず、希望を言うと全てがオプション対応で、結局、高い料金を請求された」など多くの声が届いています。
カラオケは様々な機器の組み合わせで、歌える環境を構成します。無論、本体(コマンダ)だけでは歌えません。
提示価格に周辺機器が含まれているのか、通信カラオケの情報サービス料が別途いくらかかるのか、アフターサービスは万全なのか、契約をする前に十分確認しましょう。
うまい話しに落とし穴。「安い」をウリ文句にしたセールスには、くれぐれもご注意下さい。

業務用カラオケの導入パターン

カラオケを導入する際は「賃貸(レンタル・リース)」か「購入」か2種類の導入方法があります。
賃貸(レンタル・リース)
  • 機器の所有権は貸出業者
  • 初期費用が抑えられます
  • 正常の使用方法で機器に故障が発生した場合、無償で保守サービスが受けられます
購入(一括もしくは割賦)
  • 機器の所有権は購入者
  • 長期利用の場合、賃貸と比べて支払総額が安くなります
  • 月々のランニングコストとして情報サービス料の支払いが必要です

上記どちらの導入パターンでも、導入にあたって設置工事料と保証金が発生します。但し、保証金に関してはカラオケ機器の設置が完了後1ヶ月以内に返還されます(返還には保証金額を記した預り証が必要です)。

業態別の導入パターン比率

最新の市場調査(カラオケ白書2021)によると、カラオケボックスの導入方式は「賃貸」が51.1%、「購入」が46.9%、旅館やホテルでは「賃貸」が52.8%、「購入」が40.3%と「賃貸」と「購入」だいたい同じくらいの比率で導入されています。
一方、酒場(バー・スナック)では「賃貸」が94.4%、「購入」が4.4%と「賃貸」が圧倒的に多く、選ばれています。

カラオケボックスの場合 旅館・ホテルの場合 酒場(バー・スナック)の場合
月間賃貸料
1台あたりの月間賃貸料(周辺機器及び情報サービス料含む)の割合 ※酒場(バー・スナック)に1台導入した場合

1店舗1台利用がほとんどの酒場において、1台賃貸する場合の月間賃貸料を見てみましょう。下表が最新調査(カラオケ白書2021)のまとめです。
ご覧の通り3万円未満から11万円以上まで大きな幅があります。理由は本体(コマンダ)機種の違いやモニター・スピーカーなどの本体以外の周辺機器充実度があげられます。
店舗としてカラオケがどれだけ重要かをまず考えて理想の音響と予算を考慮して決めましょう。

1台あたりの月間賃貸料(周辺機器及び情報サービス料含む)の割合 ※酒場(バー・スナック)に1台導入した場合のグラフ
「カラオケ白書2021」より

お店で利用するカラオケを安全・安心に導入する上での4つのポイント

  • 周辺機器
    業務用カラオケには本体(コマンダ)以外にも多くの周辺機器が必要で、その代金が発生します。必ず契約の前に確認しましょう。
  • 情報サービス料
    カラオケ機器を購入したとしても、毎月別途情報サービス料が発生します。必ず情報サービス料を確認しましょう。
  • メンテナンスサービス
    粗悪な業者だと契約後、取り付けっぱなしでメンテナンスに来てくれない場合があります。必ずメンテナンスサービスの有無を確認しましょう。
  • JKA会員事業者
    粗悪業者にあたらない為にも、安全・安心なJKA(一般社団法人全国カラオケ事業者協会)会員事業者との取引をおすすめします。

カラオケの導入・運用に必要な機材

お店で利用するカラオケはカラオケ機械本体のみで楽しむことはできません。様々な機材を組み合わせることにより運用することができます。
以下はカラオケシステムを導入するにあたって、最低限必要な機材です。
web上では以下の機材のいずれかが含まれていない金額が表示されている場合があるので、注意しましょう。
1.コマンダ(本体) 2.モニター 3.スピーカー 4.マイク&レシーバー 5.電子目次本 6.パワーアンプ 7.ルーター
  • 1.コマンダ(本体)
    コマンダはカラオケ機器の本体のことで、カラオケシステムの要となるものです。
    選曲を受け付け、カラオケの音や映像、マイクの音を出力します。歌える楽曲数や音質、そして様々な付帯機能はコマンダの機種によって決まります。同じブランドであっても、型番は何か、望む機能を有するコマンダなのか注意が必要です。
  • 2.モニター
    カラオケの映像を映し出します。
    カラオケを歌いやすいくするためには、テレビのサイズ・設置場所はキーポイントです。
    壁やスクリーンに映像を投影するプロジェクターも人気です。
  • 3.スピーカー
    カラオケの音と、マイクから拾った音を出力します。カラオケシステムでは基本的に2台以上のスピーカーを組み合わせ、部屋の天井付近に設置します。音響設計に基づいたセッティングが聴き心地を左右します。
  • 4.マイク&レシーバー
    コードのいらない赤外線コードレスマイクがポピュラーです。ワイヤレスマイクを使用する際は、赤外線ワイヤレスマイクレシーバと充電器が必要になります。 デュエットや予備として最低2本は必要です。
  • 5.電子目次本
    タッチパネルで楽曲の検索や予約ができる機器です。また、音量の調節などリモコンとしてもご使用いただけます。
    バリエーションが豊富でコマンダに応じた機種がそれぞれあります。複数台が利用可能ですが、店内利用人数のバランスと予算に応じて決めましょう。
  • 6.パワーアンプ
    パワーアンプはカラオケやマイクの音質をそのままにスピーカーから出力できるよう増幅させる機器です。
    出力の大きい方がスピーカーの接続台数や、納得のいく音量の決め手となります。
  • 7.ルータ
    コマンダをインターネットに接続させるための装置です。
    一般的なルータとは違い、カラオケサービスのセンターへ接続する専用のルータが必要になります。

カラオケ運用コスト

お店でカラオケを運用するにあたって毎月以下のようなランニングコストが必要です。
  • 賃貸料
    業務用カラオケを賃貸で導入した場合、毎月「規定賃貸料」が必要です。金額は導入するカラオケの機種や周辺機器によって変わります。
  • 情報サービス料
    業務用カラオケは購入したとしても、また賃貸したとしても、毎月別途「情報サービス料」が発生します。必ず情報サービス料の金額を確認しましょう。
  • JASRAC著作物使用料
    カラオケをお店で使用する場合、JASRAC(一般社団法人 日本音楽著作権協会)著作物使用料を支払う義務が発生します。

カラオケ導入までの流れ

お問い合わせからカラオケの導入までは以下のような流れになります。
  • お問い合わせ
    下記よりお近くのカラオケ事業者をお探しいただき、ホームページまたはお電話にてお問い合わせください。
    お問い合わせ・イメージ写真
  • お打ち合わせ
    お客様のご要望やご予算をヒアリングいたします。不安な事や質問があればお気軽にご相談ください。
    お打ち合わせ・イメージ写真
  • ご提案
    お客様とのお打ち合わせ内容をもとに、最適なプランをご提案させていただきます。
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  • ご成約
    ご提案内容及び契約内容に同意いただけましたら、書面による契約をいたします。
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  • 機器設置
    ご指定の場所にカラオケ機器の納品及び設置をおこないます。安全性を考慮した上で、最適な歌唱空間を提供いたします。
    機器設置・イメージ写真
  • メンテナンス
    機器設置で終わりではありません。故障時の対応は当たり前ですが、最適な音響を常にお楽しみいただけるよう定期点検は必須です。末永いアフターフォローをお届けします。
    メンテナンス・イメージ写真

全国カラオケ事業者協会 会員事業者であれば安心です。

下記よりお近くの当協会会員事業者をお探しください。